私は普段、自分の母と一緒に行動することが、ありません。
そんな私がめずらしく、母と二人で、京都に団体バス旅行に行きました。
嵐山とか嵯峨野が、そのコースに入っていたことを覚えています。
自由行動の時に、ふと、野宮神社に行こうと思いました。
境内に入って参拝をしていたら、何かの存在が自分に向かって入ってきたような気がしました。
隣に母もいるのですが、母は気がついていません。
今自分に起きたことについて口に出すと、それらが散ってしまうような気がしたので、そのことについては何も言わずに、残りの日程をこなしました。
私の内面で何が起きていても、口に出さずにこれまで通りの生活をしていれば、私の外面は何も変わらずに流れていきました。