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地球と私たちにとって大切な今の時期に、ふつうの暮らしで進化をめざします。

陰陽師 第三巻 六合

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「黒川主(くろかわぬし)」

 

 

 

思いもかけずカワウソの一家と交流を持つことになった、鵜匠(うしょう)の話。

 

なんだか切ない、悲しい、コワい。

 

どうやって解決するのかを、早く知りたくてたまらない。

 

けど、途中の経過を丁寧に追うことが大切なんだなと思います。

 

 

 

 

岡野さんの描く細かい描写が、とてもリアルな世界をみせてくれます。

 

特に、このお話では、それが感じられます。

 

 

 

 

 

いろいろと不思議なことがあった結果、鵜匠の孫娘が眠ったまま起きません。

 

そのことへの対応を頼まれて、晴明が博雅と鵜匠の家に向かいます。

 

鵜匠の家で、博雅とともに、術をかける晴明。

 

その結果、鵜匠は、気を失っていた娘を取り戻すことができます。

 

 

 

 

このお話では、

 

それぞれが懸命に生きていく上で、生じる

 

どうしようもない、もの悲しさ

 

を、感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下はネタバレの内容になります。

ネタバレが嫌な方は、この先を見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~この巻の極意集~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

屋敷に結界を張り、清浄に保っている晴明

 

 

 

森羅万象に比べれば、おれたちはちっぽけなもの

 

しかしそれを認めたからといって行(ぎょう)を放棄したり負けてはいかんのだよ

 

 

確かに森羅万象におれたちはかなわんが

 

その森羅とて実はおれたちにはかなわんのさ

 

人も森羅も存在するにはそれだけの意味がある

 

 

 

人が人と出会うのにはちゃんと意味があるのだよ

 

人と物事との出会いも

 

なにかの知識をある日時に得ることも

 

人が何かの才にに秀(ひい)でることもさ

 

 

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「鬼やらい」

 

 

 

旧暦の年末に行われる

 

追儺(ついな)祭の前後のお話です。

 

 

新しい年を迎える前に、

 

「鬼」すなわち「陰」の気を

 

駆逐(くちく)する一連の行事があります。

 

 

その前に、

 

御所のあちこちに、怨霊である佑姫(すけひめ)が現れ、

 

何かをたくらんでいるようです。

 

 

 

そこに、なぜか居合わせる博雅。

 

 

 

そして、博雅は佑姫(すけひめ)と、

 

「お互いに出会ったことを話さない。」という約束をするはめになります。

 

 

 

さらに、博雅は、大舎人(おおとねり)の務める役目の方相氏を、

 

お面をつけて務めることになってしまいます。

 

 

 

「晴明にも、このことは言えない。」と、黙っていますが、

 

すぐに晴明に、ばれてしまいます。

 

 

 

 

 

 

村上天皇の後宮にまつわるお話が、展開されていきます。

 

今後につながる話がいっぱいあって、大渋滞です。

 

 

次の春宮(皇太子)が誰になるかは、

宮中のパワーバランスを左右する大事な事項。

 

皆が、それに振り回されています。

 

 

横から傍観者(ぼうかんしゃ)として、眺(なが)めている晴明が好きです。

 

 

 

このお話の中の謎の一部

 

「何故、佑姫(すけひめ)は、源博雅の顔を見たとたんに、逃げ出したのか?」は、

 

第四巻の「蟇(ひき)」で明かされます。

 

 

いろいろな配線がされていて、読むたびに気がつくことがあります。

 

 

 




陰陽師 3 (ジェッツコミックス)