陰陽師 第三巻

f:id:ayupom7:20210208184656p:plain


 

 

「黒川主」

 

思いもかけずカワウソの一家と交流を持つことになった、鵜匠の話。

 

なんだか切ない、悲しい、コワい。

どうやって解決するのかを、早く知りたくてたまらない。

 

けど、途中の経過を丁寧に追うことが大切なんだなと思います。

 

 

~この巻の極意集~

 

屋敷に結界を張り、清浄に保っている晴明

 

森羅万象に比べれば、おれたちはちっぽけなもの

しかしそれを認めたからといって行を放棄したり負けてはいかんのだよ

 

確かに森羅万象におれたちはかなわんが

その森羅とて実はおれたちにはかなわんのさ

人も森羅も存在するにはそれだけの意味がある

 

人が人と出会うのにはちゃんと意味があるのだよ

人と物事との出会いもなにかの知識をある日時に得ることも

人が何かの才にに秀でることもさ

 

~~~~~

 

「鬼やらい」

 

村上天皇の後宮にまつわる逸話が展開されていきます。

今後につながる話満載。

 

次の春宮(皇太子)が誰になるかは、宮中のパワーバランスを左右する大事な事項。

 

皆が、それに翻弄されています。

 

横から傍観者として、眺めている晴明が好き。

 

このお話の中の謎の一部

「何故佑姫は、源博雅の顔を見た途端に、逃げ出したのか?」は、

第四巻の「蟇(ひき)」で明かされます。

 

いろいろな配線がされていて、読むたびに気がつくことがあります。

 


陰陽師 3 (ジェッツコミックス)