LIFE LOGあゆぽんのアセンション記録

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地球と私たちにとって大切な今の時期に、ふつうの暮らしで進化をめざします。

陰陽師 第四巻 勾陣

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「蟇(ひき)」

 

 

応天門にあやかしが出た件について、調べている晴明。

 

博雅を誘って、原因を探りに行きます。

 

 

 

秘術を用いて、100年以上昔の平安京へと、さかのぼる旅をします。

 

読んでいる私たちも、思いがけずそれに巻き込まれていく感じがします。

 

ひとつ間違うと、自分たちの身が危なくなる危険なエリア

 

通っているので、読んでいて、どきどきします。

 

 

100年前の隠態(いんたい)の世界で、

 

当時、起きたことを観察するために、

 

晴明と博雅は、自分たちの存在を消しています。

 

 

うっかりとコトバを発すると、亡くなっている人たちに見つかって、

 

捕まり、もとの世界に戻れなくなるという、設定です。

 

コワいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下はネタバレの内容になります。

ネタバレが嫌な方は、この先を見ないでください。

 

 



 

~この巻の極意集 その1~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

源博雅の奏(かな)でる音は、皆の行動も変える力がある

 

 

 

(源博雅の持つ)優しさや素朴さは鬼にとって恐ろしいもの

 

鬼との約束を守ることもだ

 

優しくされたり

約束を守られたら

相手を怨む(うらむ)ことができなくなるだろう

 

👆

これが、第三巻の問題、

「何故、佑姫(すけひめ)は、源博雅の顔を見たとたんに、逃げ出したのか?」

の答えになります。

 

 

 

情はゆらめき

ゆらめきは人の心を弱くする

そこに鬼はつけ込む

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

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「白比丘尼(しらびくに)」

 

 

 

「永遠の若さと美しさを得た娘は、幸せなのか?」

 

ということを思いました。

 

 

夫や息子、娘が普通に老いて、この世を去る中で、

 

自分一人がいつまでも若く生きている。

 

 

夢には見るけど、実際にそうなったら、つらいかもしれないです。

 

孤独だから。

 

 

 

 

少年のころの清明の記憶でも、若く美しい白比丘尼。

 

 

そのままの若さと美しさで、晴明と博雅の前に、現れます。

 

 

 

 

~この巻の極意集 その2 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

死なぬということは真の人

 

 

枯れぬということは完成された真の花なのだ

 

 

それが、完成された姿なのだ

 

 

(永遠の命を生きる)そなたに禍蛇(かだ)のたまるは

 

そなた自身の理由ぞ

 

 

もうわずかに耐えれば何者とてそなたに近づけなくなったはず

 

 

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いつくるかわからない「もうわずか」を耐えて、待ちながら、

  

孤独の中で、

 

人としての完成を目指すのは、なかなかつらそうです。

 

 

 

この白比丘尼のエピソードの回収は、

6巻、11巻、12巻、13巻でされていたと思います。

 

 

 

 

白比丘尼は、 永遠の女性というテーマを、

 

表していると思いました。

 

みなが、心の奥底で深く憧れていて、望んでいる存在です。

 

「私たちが忘れていて、見ないようにしてきた何か」 

 

でもあります。

 



 


陰陽師 4 (ジェッツコミックス)

 

 

(最終更新日2022年2月13日)