陰陽師 第六巻

 

 

「桃園の柱の穴より児の手の人を招くこと」

(ももぞののはしらのあなよりちごのてのひとをまねくこと)

 

お話はどんどん難しくなります。

 

大極の図についての解説

 

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五行 木火土金水 についての解説

 

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相生 相剋 についての解説

十二支 十干についての解説

 

四柱推命を少し勉強したことがありますが、その時にも出てきた言葉が、散りばめられています。

私が、それらを理解できていないということだけは、わかりました。。。

 

鬼門についての解説

 山海経バージョンと晴明バージョン

 

大納言源高明(みなもとのたかあきら)の住まいである、

桃園邸で起きた不思議についてのお話。

 

「東南の柱の穴から児の手が出たこと

 =東南の「木」の気の勢いを示す瑞兆」

 

と晴明は解釈し、丁寧な解説をつけてくれています。

 

が、同じお題を出されても、解ける気がしません。

 

源高明は、ある種の魅力をたたえて描かれています。

これから重要な人物として登場しそうです。

 

ここまでが、晴明が予測していた流れ。

 

この先は、晴明が予期していなかったことが起きます。

 

桃園邸の塚が崩れ、中から、棺(ひつぎ)のようなものが現れます。

 

その棺を開けると、中にいたのは死んだはずの白比丘尼でした。

 

さらにそれが皆の見ている前で、消えてしまいます。

 

目撃していた者は、皆大騒ぎします。

 

それぞれの次元で、この怪異について解釈します。

 

晴明の解釈は、

 「源高明ほか、かかわりのある人への啓示である 

  同時に、

  自分への(神からの)啓示である」

 

その啓示に対応するには、今の自分では無理だということ

 

晴明自身が、自分をバージョンアップさせる作業が、はじまります。

 

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「源博雅 朱雀門の前に遊びて 鬼の笛を得ること」

 

楽が大好きな博雅が、この世のものとは思えぬ美しい音を奏でる

笛の吹き手と出会います。

どうも、人ではないよう。

そして、お互いの笛を交換します。

 

並行して進むお話で、

三条の堀川橋に立つ人ではなさそうな女性が、

「牛車で橋を通らないでほしい 橋の架け替えを7日ほど待ってほしい」と願います。

それを断ると、炎で燃やされるというお話。

 

博雅は、交換した葉二(はふたつ)という笛を吹きながら、

三条堀川橋を渡ります。

すると、いつまで経っても橋を渡り終えることができなくなります。

 

しょうがないので、博雅が橋を下りると、

そこに晴明がいて、種明かしをしてくれます。

 

 

~この巻の極意集~

 

五行について理解した方が、世界は広がる

 

博雅の奏でる笛は、物精(ぶっしょう)を助けもするが、惹きつけもする

から 気をつけなくてはいけない

 

~~~~~~~

 

 

それぞれ人は、自分に応じた課題に向き合っていると思いました。

 

ヒントはバラバラに与えられるが、

どう解釈するかは、本人に任せられている。

 

進化のために、パズルを組み合わせる選択もあれば、

進化しないために、パズルを放置する選択もある。

 

何でも知っていて、能力にあふれていて、頭がよくても、

それを進化することに用いるか、

進化を拒否することに用いるかで、

結果は異なるものになります。

 

晴明が進化を選ぶ姿を見ることができるのは、勉強になります。

 

 


陰陽師 6 (ジェッツコミックス)