LIFE LOGあゆぽんのアセンション記録

あゆぽんのアセンション記録

ふつうの暮らしで進化をめざします

陰陽師 第九巻 玄武

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 「瓜仙人」

(うりせんにん)

 

特注の礼服を、第八巻の雨乞いに着ていき、ダメにしてしまった源博雅。

そのことで、お付きの人に文句を言われています。

 

神様にお願い事をするときには、最上の服をまとうべきなので、

博雅の行動は、実は礼儀にそっています。

 

現実面では、怒られていますけど。

 

 

新しい登場人物が出てきます。

方士の先生と紹介されていましたが、もっと他の姿もありそう。

 

  • 博雅が、楽(がく)を奏でるために生まれた楽の申し子であること
  • 雨乞いの時に、晴明が、玉置まで行かなかったこと
  • 内裏が炎上するという予言があること

 

など、大切なことを言って、去っていきます。

 

こんな大事なことを教えてくれる人は、大好きです。

 

嘘のない本当のことを、話せる場所にいる人かどうかを、見分けるのが大変だけど。

 

 

ご本人も悪気なく、本当のことを話していると思っている、

でも、情報そのものが、あまり高いソースから出ているものでない、

ということは、あるあるだから。

 

 

受け取る側が、注意深く判断するしかないです。

 

 

 

「源博雅 思はぬ露見のこと」

(みなもとのひろまさ おもはぬところあらはしのこと)

 

博雅の人の良さ、上品さ、愛され具合が、よくわかる回です。

 

本人の知らないうちに、結婚が、終わっていたという。

 

それでいて、皆がそのことに満足しています。

 

 

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「内裏 炎上ス」

(だいり えんじやうす)

 

 

内裏の怪異が、続きます。

 

 

皆が不安になってどうにかならないかを、相談しています。

 

炎上を止めるすべはないのかと、考えています。

 

 

 

「七月の雨乞いのときに、

 天河まで行ったのに、玉置までは行かなかったことが、

 内裏の炎上に関係あるのでは?」

 

ということに、気がついてしまった晴明は、一人苦悩します。

 

「やれるだけのことは、したはず。」と、思いながら。

 

 

 

 

 

結局、内裏の炎上の流れを、止めることはできず、

 

天徳四年九月二十三日に、出火してしまいます。

 

 

 

大混乱のなか、御所では、

 

逃げる公達、姫たち、宝物を盗もうとする盗賊が、

 

入り乱れます。

 

 

 

博雅は、楽にまつわる宝物を、

 

炎の中、命がけで運び出します。

 

 

 

~この巻の極意集~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

晴明から博雅へ

 

「おれに・・・ 頼るな・・・  

 

 おれに頼ればおぬしは鈍(にぶ)る

 

 判断が鈍れば行動に遅れる」

 

完全に守られるのは、この男(博雅)の本性が全開した時だ・・・

 

おれを経由させれば遅れる

 

僭越(せんえつ)すぎて、言えぬ

 

 

 

 

(内裏の炎上によって)

火の山 愛護(あたご)が開いた

 

東北・・・ 鬼門の比叡(ひえい)と

西北・・・ 冥界に通じている愛護(あたご)

 

(内裏の)南庭(なんてい)に集められていた

怨念(おんねん) 亡霊たちが

開いた愛護(あたご)に

吸収されていく・・・

 

 

内裏の炎上は通過儀礼(イニシエーション)というわけか

 

 

 

それに・・・

もともと・・・

北野の社(やしろ)に

管公以前に、祭られていたのは、
火雷神(ほのいかづち)では

ないか・・・

 

 

 

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愛宕山

 

 

晴明は、最終的には、

内裏炎上は通らねばならない道であったと判断します。

 

 

 

同時に、晴明自身の体の中の導管(どうかん)が、開きます。

 

 

みずからの体を通して、天と地をつなげる器を作るための、

晴明にとっての通過儀礼。

 

 

怖くて、嫌な事を、経験して、

その先にある光景を見つけます。

 

 

それは、晴明自身のイニシエーションです。

 

 

 





 


陰陽師 9 (ジェッツコミックス)

 

(最終更新日2022年3月15日)