陰陽師 第十三巻

 

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京都御所建礼門

 

 

大きな目次は、相変わらず難しくて書き写せないので、

小さな目次のみ書きます。

 

十二巻の最後くらいから、読み進めるごとに、

世界が変わっていく、次元が上がっていく感じがします。

 

描かれている絵の美しさは、たとえようもないほど。

 

 

  • 非時香菓

      (トキジクノカクノコノミ)

 

帝と大勢の貴族の前で、箱の中身を当てさせられる晴明です。

 

皆に見えている光景とは、別の世界が、道満と晴明の二人には見えています。

 

この描写がとても好きです。

 

そして、根源から答えの簡単に見つからない問題を出されます。

 

返答次第で、都の完成は遅れ、自分の未来がつぶれるような問題です。

 

根源って、本当に厳しいと思います。

 

甘さがみじんもないです。

 

甘さを求めると、むしろ

根源から遠ざかってしまうのでしょう。

 

 

 

  • 玄牝

     (ハトホル)

 

晴明の答えに対して、少しの時間の猶予を与えて、

 

射覆の褒美として、建禮門からの参内の約束を取り付けて、

 

道満は去っていきます。

 

晴明の胸には、大きなエネルギーの空洞が開けられています。

 

世間的には、晴明の評判は地に落ちてしまいます。

 

どこかで読んだ記憶があるのですが、

この胸の空洞は、「ハートを開く」準備にあたるそうです。

 

だとしたら、痛みがマックスなのも、理解できます。

 

 

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ハトホル神殿

 

 

  • 血性夜行

      (けつせいやぎよう)

 

どうしたらよいかわからないながらも、

 

「すべてのものへの祝福」という手がかりだけをつかんで、

 

晴明は帰宅します。

 

「闇を管轄する晴明」も、初めて読んだときは、わけがわかりませんでした。

 

今は、深く闇を知り、闇を従えるほどになることと、

 

根源につかえる力を持つことは、セットなのだと思うようになりました。

 

 

      (たう)

 

晴明の家の結界が破られて、賊に侵入されてしまいます。

 

この描写も大好きです。

 

白比丘尼の姿をした存在は、何でもできます。

 

不可能はありません。

 

晴明自身の、わずかな隙も見逃さずにつぶしに来ます。

 

 

  • 不滅

     (イモオタル)

 

智徳が、白比丘尼を助ける姿に感動しました。

 

この巻で一番好きな場所と言ってもいいくらい、好きです。

 

なんの見返りも求めず、ただ純粋に助けたいという思いで助ける姿。

 

その姿勢に対して、白比丘尼と同行する機会が与えられます。

 

 

~この巻の極意集~

 

よろしい

 

私は

あなたの

行いの

結果である

 

~~~~~~

 

 

 

 

 

  • 時空の門

      (ポオタル)

 

エジプトと京都の、門がつながるというテーマだと思いました。

 

個人的には、ありだと思って読み進めます。

 

ポイントは、晴明一人では無理だということです。

 

博雅や保憲の力を合わせることが必要で、

都の完成のための助力を依頼する

相手を信頼することが必要だったと解釈しました。

 

 

  • 道満晴明

       (コンジャクション)

 

  • 神婚

      (しんこん)

 

行うべきことを行った晴明に対して与えられたのは、

道満との一体化でした。

 

人としては、一度、消えてしまいます。

 

驚きました!

 

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プレアデス星団

 

 

      (わざ)

 

真葛が、晴明を探して、やっと見つけます。

なんとか連れ戻ろうとして、苦心します。

 

最後は、

自分を必要として愛してくれる人の思いの強さ

によるのかなと、

 

ぼんやり考えました。

 

 

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  • 還世

      (イシスの手)

 

      (むすぶ)

 

     (あらはれる)

 

この先は、予想外の展開の連続です。

 

美しい世界が、ほんのひとことを間違わずに言うことでのみ、

見ることができているという奇跡です。

 

今回の課題をクリアすることで、

過去の転生の未解決の問題も、まとめてクリアできます。

 

すべての転生が、書き換えられる可能性がある、

ということは、このうえない喜びです。

 

 

 

 

 

 


陰陽師 13 (ジェッツコミックス)