ある日、突然、私は自分の意見を強く主張しだしました。
「よいこと」なのだから、受け入れられて当然、何故わかってくれないのだ
くらいに思っていました。
家族から、次々と、反発をくらいます。
身近な存在だから、反発されると落ち込みます。
落ち込みながら、考え込んでいると、
しだいに自分の中に、二つ以上の感情、考え方があるのがわかってきました。
Aの考え方だと、自分だけが正しくて、
Bの考え方だと、家族の話にも一理ある
Bを選ぶと決めて、しばらくすると、
Aの私が、体から離れていきました。
Aの私とは、
ニセモノの光にとりこまれていた私だったと
気がつくには、少し時間がかかりました。
そのときの衝撃といったら。
世界が180度ひっくり返ったような感じです。