たいていの場合、人は困ったことがないと変化を選択しない(1)の続きです。
前回も書きましたが、
困ったことが起きるときのパターンとして、
- 人生であらかじめ決めてきた、自分自身のプログラムのひとつ
- よろしくない存在が入り込み、本人にとって悪いことをしている
- より大きな蟻地獄(ありじごく)が迫(せま)っていることに、気がつかせたいガイドのはからい
- 進化の前のつまずきのひとつ~識別(しきべつ)のために~
などがあります。
今回は後半を、順番にみていきます。
3.大きな蟻地獄(ありじごく)のような危険が迫(せま)っていることに、気がつかせたいガイドのはからい
人生に起きることは、バイオリズムのような曲線を描くことがあります。
まず、おおきなつまずきを感じる出来事が起きます。
その試練をくぐりぬけて、
次のステップで上昇するチャンスを得られることがあります。
(ちょうどよい画像がみつからなくて、頭の中のイメージを画像にしました。)
この最初に落ちていく段階で、状況を正確につかむことで、
落ちる深さを浅くするチャンスがあります。
落ちる深さを浅くして、学ぶべき事を学ぶことで、
その後の上昇にスムーズにつなげることができます。
こんな言い方もできます。
大きな転び方をする前に、小さなシグナルで、
その先に起きることをキャッチできれば、
大けがを防ぐことができます。
上昇した後は、再びゼロ地点に戻り、
次の変化、試練にそなえます。
そうして、らせんは、回転していきます。
4.進化の前のつまずきのひとつ~識別(しきべつ)のために~
光と闇を見分けることは、とても難しいことです。
高みに上れば、上るほど、闇の力も増し、
光のふりをしてやってくるからです。
闇にしか思えないつらい経験をして、それでも、
その中から、光の学びを見つけ出すことで、
次に同じ経験をしたときに、
何が光で、何が闇であるのかが、わかるようになります。
そういう試練をくぐりぬけ、
識別能力(しきべつのうりょく)を身につけたとき、
より高い光の存在が降りてきます。
「光と結びつきたいという結果」だけを、求めにいくと、
ニセモノの光をつかんでしまいます。
いろいろな存在が、飛び交っているのが、宇宙空間だからです。
地道に試練に向き合い、光と闇の両方の経験を統合していくことが、
一番の着実な道です。
変化をしいられると、つらいです。不愉快(ふゆかい)です。
それでも、そこにどのような解釈と行動をとるかで、
進化のらせんをのぼる機会とすることができます。